2014年12月04日
「度外視」という言葉
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« 私のハートはストッ・・・ 逃げるのは、ダメよ・・・ »
もう、誰もかまってくれない
2014-12-02 23:58:32
テーマ:ブログ
『採算を度外視』という言葉をよく耳にする。
「度外視」の意味としては、「問題にしない。無視すること」。
そういったところから、『採算を度外視』という言葉は、
「採算が取れるどころか、それを遥かに越えるほど安い!」を強調する言葉。
そこは「商売」、そんなことを言いつつも
しっかりと儲けが出る商いを行なっているというところだろう。
この「度外視」という言葉の語源をたどってみると、
中国の故事から生まれた成語。
中国の「(前)漢」の天下を奪い「新」という国を打ち立てたのは王莽(おうもう)だった。
それも長くは続かず、劉秀(光武帝)が奪い、「(後)漢」を打ち立てる。
だけども、国を安定させるには、まだ、二つの大きな敵対勢力が残っていた。
部下たちは、これを討ち取ろうと意気盛んだが、
光武帝は、要らぬ戦乱を嫌い、その勢力を無視するのみにした。
そのとき、自分の「法度(はっと=法律)」が及ばないところ=「度外」
にあると見なしたところから、「度外視」という言葉が生まれたようだ。
すなわち、自分の範囲にあると思わないものを「度外」と呼ぶ。
今日から、いよいよ選挙戦がスタートした。
これも「戦」という語が付いているところから伺える如く、ひとつの「戦(いくさ)」でもある。
戦の目的は勝つこと。
野党の目的は、与党となるべく勝利すること。
民主党は、わずか2年前までは、過半数を取り、
単独で政権が維持できるほどの大きな勢力だった。
それにも拘わらず、今回、立候補者だけでも過半数に満たないという。
凋落なのか、何とも情けない気がしてしまう。
Posted by zhangiwa123 at 15:20│Comments(0)
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